サイバーセキュリティや人工知能(機械学習等)を中心に、最新技術を研究しています。
自分が勉強したり研究したテーマについて、まとめてブログに記事として公開するようにしていますが、ものによっては図表や文字が多くてブログの記事には適さない場合があります。
最近では自分で書いた IT 系技術系同人誌を、「技術書展」のような頒布イベントや「BOOTH」のような電子書籍の販売サイトに出品することが珍しくなくなってきました。
私もこの潮流に乗っかってみようかと思って、そのための具体的な執筆のノウハウを知りたくて本書を手に取りました。
本書はまさに「初めて IT 系技術書を書く人のための教科書」で、「何を書くか」から始まって「個別具体的にどう書くか」までを、まるで作文教室のように手取り足取り細大漏らさず解説されています。
ただ、具体的な執筆ツールの使用法についてはあまり言及がなく、執筆と推敲の後の校正ツールとして Adobe Acrobat の使い方が説明されているにすぎません。
また、商業出版と電子出版の両方を意識して書かれてはいますが、本書の守備範囲はあくまで校了(=校正が完了して印刷できる状態になること)までです。
まさに「文章を書く」ことに特化した教則本として、座右に置いて IT 技術書の執筆を学んでみたいと思います。
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記述に際しては、細心の注意をしたつもりですが、間違いやご指摘がありましたら、こちらからお知らせいただけると幸いです。